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フィリピン男性にはイクメンが多い⁈

公開日 2020年05月21日

更新日 2021年11月22日

フィリピン男性にはイクメンが多い⁈

こんにちは。ホライゾンのムトーです。先日もお伝えしましたが、ホライゾンにはフィリピン人の男性エドミルさんが常駐しています。日系人の奥様とまだ赤ちゃんの娘さんがいる彼と話していてよく思うことは、彼が実にイクメンだということです。食事の支度はもちろん、奥さんや娘さんの体調が悪い時には、率先して家事をします。とても紳士な彼だからできることだと思っていましたが、どうやらそれはフィリピンの文化からきているようです。

フィリピンでは、古代より男性と女性の役割に差をつける習慣がなかったため、「外に出て働くのは男性、家で家事をするのは女性」といった概念が存在しないそうです。下記のグラフを見てもわかるように、フィリピン女性の社会進出は、世界的に見ても非常に高いです。男性・女性問わず、働ける人、働きたい人が家族を養うという文化は非常に効率が良いですね。一方で、そうならざるを得ない理由もあります。フィリピンで男性が仕事に就くのは簡単ではありません。その点、女性は家事や掃除の請負など、フルタイムにこだわらなければ、男性よりも働き口が見つかりやすくなっています。

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引用元

https://twitter.com/tmaita77/status

もうひとつの理由に、フィリピンには大家族がとても多いということです。写真のような家が一般的なサイズで、ここに7人程の家族が暮らすそうです。

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われらホライゾンのエドミルさんも日本にアパートを借りて住んでいますが、なんとそこに奥さんの妹夫婦家族も含めた6人で生活しています。日本人の私にとっては窮屈じゃないかと心配になりますが、フィリピン人にとっては珍しいことではないようです。大家族で住むメリットは何かエドミルさんに聞いてみました。

  • なんといっても楽しい
  • 家事の分担によりそれぞれに責任感が生まれる
  • 兄弟が多い場合が多いので、弟や妹の面倒がみやすい

エドミルさんの家族は、男女関係なく毎日家事を交代でこなしているそうです。わたしも夫と交代で家事ができたらどんなにいいでしょう(泣)

フィリピン人は非常に家族を大切にします。あまり裕福でない家庭では、学業成績の良い子が家族の面倒を見るという風潮があります。兄弟の中で学業に優れている者だけが進学し学歴を身につけるチャンスが与えられ、いずれ家族を養うことになります。本人にとっても、家族の犠牲の上に勉強を続けることができたという気持ちが強いため、一生懸命学業に励みます。家族全員が助け合うのが当たり前なフィリピンでは、結婚後も家族と一緒に住むことがほとんどです。親子3世代が同じ場所に住むということも珍しくありません。家族全体で助け合うこの精神が、たくさんのイクメンを生み出しているのですね(笑)

最後に我らがイケメン&イクメンのエドミルさんでお別れします!

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