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アメリカが指摘する「外国人技能実習問題」から見える課題

公開日 2020年05月01日

更新日 2021年11月22日

【アメリカが指摘する「外国人技能実習問題」から見える課題】

こんにちは。東京支社の「もん」です。

先日見たニュースサイト。

スクリーンショット

これはもう日本は国をあげて猛省した方がよい、そんな気分になる記事でした。

人身売買(人身取引)とは

搾取の目的で、暴力や金銭授受等の手段を用いて、対象者を獲得するなどの行為をすること

です。

つまりめっちゃ悪いことです。

日本の技能実習制度がそんなことになってしまっているのです。

確かにちょくちょくニュースで見かけますよね?ニュースだけでなくドラマでもネタになり見かけたりしますよね?

驚くほど安い給料で早朝から夜中まで働かされて、パスポートと預金通帳を取り上げられ、ちょっとでも口答えしたら殴られるとか、酷い扱いですよ・・・

技能実習の全てがそうではないのだろうけど、酷い現場は確実に存在していると思っています。

 

制度とコミュニケーションの中にある大問題

まず、技能実習とは本来日本の技術・知識を発展途上国に伝え経済発展に貢献することが目的です。

安い人件費で雑用を担当するための人材ではありません。

そこを全く遵守せずに受け入れる企業や派遣をする送り出し機関や監理団体は猛省してほしいです。

「コロナ禍で実習生が来日しないから農作業における草むしりをする要員がいない」なんてちゃんちゃらおかしな話です。

また日本に来て技術・知識を身に付けたい労働者が借金をして高額を支払うのも大問題だと思っています。

日本では労働者は守られています。

エージェントが就職の紹介をして労働者が就職先を決めた場合、料金を支払うのは企業であり労働者は契約にかかるお金は1円も払わないのが日本での当然です。

また技能実習生が備える日本語能力と、受け入れ機関が期待する日本語能力が格段に乖離しているのも問題だと思っています。

ほぼ日本語がわからず来日をして、指示を理解できない実習生を企業側の担当者が暴力で解決してってお話、もう最悪ですよね。

実習生がもっと日本語が上達してから来日をしたほうがいいし、受け入れるが側や監理団体はもっと彼ら彼女らの母国語に精通していない場合受け入れちゃいけないですよ。そこを解決するのが思いやりや違いが勉強することであり、暴力的支配であっては絶対にならない。

コミュニケーションがほぼ取れてないってのが一番の問題かと思っています。

言いたいことは山ほどありますが、いい関係である場合も多々あるので、そういった技能実習を採用している会社、またそこで実習を受けている実習生を心から応援いたします。

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