公開日 2020年09月09日
更新日 2021年11月22日
【外国人雇用のメリットについて】
こんにちは。東京支社の「もん」です。
少し涼しくなりましたが、まだまだ暑いですね。
さて9月から在留資格・特定活動の内容が変わり、技能実習生の方が実習終了とともに別の仕事に転職できるチャンスが広がりました。
今までは、新型コロナによる経済的困難が原因で解雇や、実習終了になった方に限り許されていた技能実習が特定技能になることによる「転職」も、技能実習を通常に終了した場合でも転職できるようになりました。
しかし、私の感触的にはかといって特定技能に在留資格を切り替えて転職に成功する技能実習生がものすごく増えたという感じもしません。
おそらく日本人の失業者が増えており、言葉や文化の壁がある外国人労働者は不利な状況にあるのでしょう。
外国人を雇うメリットをまずは考える
では外国人を雇用する意味はどこにあるのでしょうか?
多くの企業様は人件費削減を目的として技能実習生を採用したりしておりますが、技能実習生は呼ぶだけでも初期費用が高く監理費も毎月数万円かかります。
そこで人件費を抑えるために給料を不法なレベルで安くする企業も多数あると言われています。
特定技能にかかる登録支援の費用は技能実習よりは安いことが多いものの、日本人労働者と同等の給料を支払うことが義務付けられています。
人件費を抑えられないとして、外国人を雇うメリットはどこにあるのでしょうか?
私は、
・将来進出したい国の人間を雇うことによりその国の文化、商習慣を知る
・企業文化を根本から変える
といった部分がメリットかと。
人件費削減を目的とすると割高感しかないでしょう。
将来東南アジアに工場など拠点を持ちたい企業さまは、まずはその進出を考えている国の労働者を特定技能で5年間直接雇用を試しにしてみるというのも一つの手なのではないかと思います。
進出前にその国の意外な側面を知ることができるかもしれません。
「結婚する前に同棲して相手を知ることが大事だ」的な考えですが・・・。
もし将来的に海外進出を考えている方で、試しに特定技能労働者を雇ってみたい方はお気軽にご連絡を。