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飯島プレス有限会社様(事例紹介)

公開日 2023年06月20日

更新日 2023年06月23日

飯島プレス

茨城県水戸市にある精密板金工場で働く外国人労働者の弟を特定技能外国人として日本に呼び寄せるお手伝いをしました。

お客様について

茨城県水戸市に精密板金工場。金属の板を折り曲げたり、溶接したり、塗装をしたり、組み立てたりといったモノづくりを一貫して行う。【お客様の要望以上の品質でのモノづくり】がモットー。雇用に関しては元々求人を出すことは少なく、地域密着で働く人たちの紹介によって入社する社員がほとんどでした。

しかし紹介雇用だけでは圧倒的な人手不足をカバーできません。かといって誰でもいいというわけではありません。品質にこだわる同社としては、なるべく自社で全て完結ができるモノづくりをしたい。そのためには人選は最も重要なことの1つなのです。

お客様の課題

同社で働く外国人労働者(フィリピン人・永住者)の弟を特定技能外国人として祖国から呼びよせることを思いつきました。本格的な外国人雇用は初めてに近いので全く知らない人は雇いたくない。同社では兄の仕事に対する評価はすこぶる高い。「これは期待できる。」ちょうどいい人材が見つかったということです。

そこで弟を雇用するにはどうしたら良いのかを確かめるために同社では行政が運営する外国人雇用のお手伝いをしてくれる機関に何度も通って情報を収集しました。

 

しかし、具体的に何をやったらいいのかがわかりません。一般的情報は得られても各論が得られない。しかもコロナの影響で外国人は日本に来られない。どんどん社員の弟を雇う熱は冷めていきました。

 

ホライゾンが一緒に取り組んだこと

製造業は出入国在留管理局に認定申請をする前に経産省の「製造業特定技能外国人材受け入れ協議会」に申請・登録されている必要があります。それには半年以上の時間がかかってしまうのです。またフィリピン人の場合はフィリピンの労働機関への申請・登録も必要です。

 

コロナの影響で時間がかかるのはどうしようもない。しかし雇う人間が決まっており、手続きも決まっているのならゆっくり確実に進めていけばいい。

 

ホライゾンでは経産省と頻繁に連絡をとり、必要なもの、必要な書類、データを徹底的に調べ上げて「お客様はあと必要書類を完成させるのに手を動かすだけ」の状態にして申請を手伝いました。

 

次に何をするべきかは当社が全て指示するのです。また順を追って説明することも大事です。全部一気に説明をしても相手にとっては「面倒だ」と感じるだけです。

 

実現した内容

時間はかかりましたが、同社は無事に特定技能外国人として雇用することができました。アパートもお兄さんと同じ建物を借りられたので、何か心配事や相談があれば兄弟で助け合うことも簡単にできます。

 

毎日楽しく働いています。

 

今はまだ部品の組み立てしかできませんが、今後は工場板金や溶接など様々な特定技能評価試験に合格をして仕事の幅を広げてほしいとのことでした。

 

ホライゾンでも彼がどんどん仕事を覚えて、将来的には兄弟でこの工場の中心人物になることを楽しみにしています。

当社へのお問い合わせは「メールフォーム」または、「お電話」からお気軽にご相談ください。